「あれ?晋助様に万斉先輩、一緒に何見てるんスか?」 「「寺門通公式ファンクラブ決定戦。」」 「……え?あ、そっ、そうッスか……。」 「おやおや、随分白熱していますねぇ。」 「当然でござる。お通殿の人気は今や江戸でも一・二を争う程でござるからな。」 「そーいやぁ先輩裏でこそこそやってたッスね。」 「あんまりこそこそしてなかった気もしますが……。」 「風呂場でギター弾きだすからなコイツ。」 「そ、そんなことしてたんスか……。 ……あれ?この参加者どっかで見たような……。」 「優勝は俺のもんじゃァァァ!!!!!」 「お通ちゃんへの愛は誰にも負けませんよォォ!!!!」 「ひゃっほぉぉぉう!」 「新ちゃんちょっ、待って……!!」 「銀時……アイツ何してやがんだ……。」 「コイツ等、白夜叉とその仲間じゃないッスか!」 「類は友を呼ぶんですねぇ……。」 「チャイナさん!悪いが俺の前は何人たりと走らせんぞォォ!!!!」 「ぬぉあぁぁぁ!!」 『Σきゃー!?神楽ちゃん近藤さんそっち道違うぅぅ!!!!』 「!!!!(ガタッ)」 「うわ!?ちょ、いきなり何スか!!」 「嫌な予感がしますねぇ……。」 「晋助!ちょっと拙者急用が出来た!」 「オイ待てコラ。お前完全に会場に行こうとしてんだろ、 明らかに目当てで地球に行こうとしてんだろ。」 「それの何が悪い!」 「うっわこの人開き直りやがったッス。」 「恋は盲目ですねぇ……。」 .。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○ 万斉ってきっとこんな奴だよね。 ※誤字、脱字、その他指摘等は拍手かメールにて。 2010/08/20 管理人:かほ