『銀時ー、小太郎ー、ちょっと聞いてよー。
　こないだ町で晋助に会ったんだけどねー？』
「何ィ！？テメッ、何で今まで黙ってた！！」
『え？いや、別に言わなくてもいいかなって……。』
「お前アイツに何もされなかっただろうな！？大丈夫だったんだろうな！？」
『いや、大丈夫だからここに居るんだけど。』
「落ち着け銀時。で？高杉と何を話したんだ？」

『あぁ、それが本題なんだけどさー。
　アイツめちゃくちゃ根に持つタイプだよねっていう話。』
「はぁ？全く内容が伝わって来ねぇよ。」
『話は結局“バームクーヘンはおやつに入りません”で終わったんだけどね。』
「「一体どうしてそうなった。」」

『近くに居た子供がたまたま遠足のおやつに何持って行くかで喧嘩してたの。
　それで晋助が昔話しだして、そっから話が発展した。』
「テロリストが何下らねぇことやってんだよ……。」
『銀時さ、昔おやつにバームクーヘン持ってきて晋助と喧嘩したでしょ？
　あの時松陽先生が「いいですねバームクーヘン」とか言って
　銀時の味方するから晋助ずっとそれを根に持っちゃってさぁ。』
「一体いつの話だよ!!!!アイツどんだけ執念深いんだ!!!!」
『晋助は今でもバームクーヘンはおやつに入らない派だってさ。
　いやー、ホント人ってそう簡単に変わらないもんだねー。』
「、それは成長してないって言うんだぞ。」

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そんなほのぼの村塾組。


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2011/03/30　管理人：かほ