しょうせつ

「山崎君、君に重要な任務を与えよう。」
「えっ、重要な任務ですか?何でまた俺に……。」
「いいから聞きたまえ。これは極秘任務だからね、心してかかるように。」
「ご、極秘任務……!!」

「極秘任務?近藤さん、一体どんな任務なんですかィ?」
「いや、俺も知らないけど……。」
「オイオイ伊東、あんまり山崎をからかってやるな。
 それなくてもソイツは地味で可哀想な奴なんだからよ。」
「副長……アンタの言葉が一番胸に刺さりましたよ……。」

「馬鹿を言わないでくれ。
 これは冗談なんかじゃないし、山崎君にしか出来ない任務なんだ。」
「お、俺にしか?」
「あぁ。この任務の遂行には信頼と人柄と技術が必要不可欠なんだ!」
「信頼と人柄と技術……!!(ジーン)」
「山崎にあるのは地味さだけだろィ。」
「して、伊東先生、何なんですか?その極秘任務というのは。」
「フフフ……それはだね……。」
「(ゴクリ……)」

「に好きなものを聞いてくる事さ!」
「「「「…………。」」」」

「……すっ、え?」
「馬鹿だ。コイツ完全に馬鹿だ。」
「近藤さん、こんな人が参謀で本当にいいんですかィ?」
「そう言えば今週はの誕生日でしたね!!流石は伊東先生!」
「Σ局長ォォ!?」
「馬鹿だ。ウチは馬鹿ばっかりだ。」

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そんな馬鹿ばっかりな真選組が大好きです!


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2008/09/20 管理人:かほ