「オイお前等……8月10日が何の日だったか言ってみるッス!!!」 『え?8月10日?何?何の日だっけ?』 「夜兎族の日でござる。」 「あぁ……あの第七師団の。」 『あぁ〜、ヤトの日ね。いいねなんか。そーゆー日があるのって。』 「じゃあ今日という日を拙者との結婚記念日にするでござるよ。」 『断固断る。』 「では私との結婚記念日にしましょうかさん。」 『死んでも嫌です。』 「シャラップ!!!やっぱり忘れてたッスね!!8月10日は晋助様の誕生日ッスよ!!!」 『あれっ、そうだっけ?』 「参りましたねぇ……すっかり忘れてました。」 「だから最近晋助の機嫌が悪いのだな。」 「分かったらさっさと晋助様に謝りに行くッス!!」 『えぇー?でもさぁ、夜兎族でもないのにそんな日に生まれる晋助も悪いと思わない?』 「覚えにくいことこの上ないでござる。」 「っんだとゴルァ!!!!」 「まぁまぁ、皆さん落ち着いて下さい。 生まれる日なんて誰も選んで生まれて来れないんですから。」 『それはそうだけど〜。んー……いいや、晋助にチューしてくる。』 「「「はぁぁ!?」」」 「ちょっ、待つッス!!!!お前何考えてんスか!!」 『え?いやだってチューだとお手軽でしょ?』 「それ以前の問題でござる!!晋助にチューなど拙者が許さん!!」 『えぇー?だってチューって祝ってる感あるじゃん。 貴方が生まれてきてくれてアタシ嬉しい!みたいな感じになるじゃん。」 「「それでもダメ(だ・ッス)!!!」」 「まぁまぁお二人とも落ち着いて。勿論ほっぺたにですよね、さん?」 『当たり前でしょ?何でファーストキスを 晋助の誕生日なんかで消費しなきゃいけないのよ。』 「ほら聞きましたかバカ共。さんもバカじゃないんですよアナタ達と違って。」 「「ほっぺたも却下!!」」 「万斉さんまた子さんいい加減にしなさい。」 .。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○ 晋ちゃんハッピーバースディ! ※誤字、脱字、その他指摘等は拍手かメールにて。 2010/08/20 管理人:かほ