しょうせつ

威「、トリック・オア・トリート!」

『…………はい?』
威「はい?じゃないよ。トリック・オア・トリート!さぁ、どっちにする?」
『いや、どっちにする?って、アタシさっきからケーキ作ってんですけど?』
威「今すぐくれなきゃイタズラしちゃうから。はい、3・2・1、終わり。」
いやいやいや!!!!!どんなにワガママなんすかアンタ!!!!!
  ちょまっ、嫌ァァァ!!!!!阿伏兎さあぁぁぁん!!!!!!』

阿「おいおい団長、またやってんのか?いい加減にしろって。」
威「だって、折角の堂々と合法でヤれる日をお菓子で済まされたらムカつくじゃないか。」
阿「アンタはまずハロウィンを理解しろ。『合法でヤれても同意がなけりゃ違法でしょーが!!』
威「え?、俺とヤるの嫌なの?」
アンタ、アタシが同意するとでも思ってたの?』
威「当たり前だよ。断られるなんて予想外だったよ。」
アタシはアンタの思考回路が予想外だよ。』

阿「おい、ケーキは大丈夫なのか?」
『あぁ、はい。4つは無事に完成しましたから。あと1つ作れば終わりです。』
阿「相変わらず仕事が早ぇなぁ……。どっかの誰かさんと違って。」
威「ちょっと阿伏兎、何で俺の方を見るの?俺が一番殺しが早いんだよ?」
阿「殺すのだけな。、ボール貸せ。混ぜてやるよ。」
『わーvありがとぉございます♪じゃあ、はい、お願いします!』
威「おいで、抱いてあげるよ。」
阿伏兎さん、ついでにその人の脳みそもかき混ぜてやって下さい。』


数分後


『ふぁー!やっと出来たぁ〜!!』
阿「ケーキが5ホールにクレープが20個、
  大福が50個にパフェが……うぇ、気持ち悪くなってきた。」
威「これ全部俺のために作ってくれたんだよね、?」
『全部じゃないですけど、ほぼ団長のためですよ。
  阿伏兎さんは甘いもの苦手なんで、たこ焼き作ってみました♪』
阿「何でたこ焼き?『アタシが食べたかったんで。それにほら、お菓子っぽいでしょ?』
阿「まぁ、菓子っぽいかは別として、ありがとな。」
『えへへ!ささ、一緒に皆で食べましょー♪』

威「いただきまーす。」
『はい!頂いて下さ……ぎゃぁぁぁぁ!?』
阿「団長ォォォ!?何いきなり押し倒してんだァァァ!!!!!」
威「え?あぁ、を頂こうと思ってね。」
・阿「『アホかァァァァァ!!!!!!!!』」

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Halloween記念小説、第七師団編でした☆


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2008/10/31 管理人:かほ